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「いい会社」はどうすれば実現できるのか?

「いい会社」はどうすれば実現できるのか?

2020年、世界をウイルスの脅威が襲いました。これを機に経営環境が変わり、経営を変革するスピードが加速されました。

マイナスな部分に焦点を当てがちですが、テレワークやオンラインミーティングの促進など、今まで進まなかった事が一気に進んだプラスなもあります。

時代の転換期となり、新しい価値観のもと、会社に対する考え方、人と人とのつながりや関わり方も大きく変わってきています。

これから生き残る会社は「いい会社」です。
「いい会社」づくりをしていくには、いくつかポイントがあります。

今こそ経営を見直し、時代にあった「いい会社」の在り方、仕事の進め方などを模索していく時だと思います。

ピンチはチャンス、ここを乗り越えれば新しい世界が開けると信じています。
結局生き残るのは「いい会社」です。
この混乱を生き抜くために、「いい会社」の実現を目指していきましょう。

「いい会社」づくりは経営者の思いで決まる

経営者の思い
「いい会社」づくりは、一言で言えば、経営者がどんな会社にしたいかという思いです。
こういう混沌とした時だからこそ「いい会社とは何か?」を改めて問い直す時だと思います。

経営者がビジネスを通してどんな事を実現したいのか、
どのように社会の問題を解決していきたいのかが問われています。

あなたは、自分の思いをメッセージとして
社員の皆さんやお取組み先、お客様に伝えていますか?

自分が思っている半分以下しか、経営者の思いは意外と伝わっていないのが
現状でしょう。
いくら、自分の頭の中、心の中にあったとしても、
それを言葉で表現して、行動で示さなければ相手には伝わりません。

自分の思いを言葉にして相手に伝えていきましょう。
直接話すのもよし、話をするのが苦手なら、
ブログでもYouTubeでも今は色々なツールがあります。

どんな会社にしたいのか、どんなことを実現したいのか
一度整理してみましょう。

そこに、この人本気だな。と相手が共感してくれればいい会社づくりに動き始めます。

経営理念の重要性

「いい会社」づくりには、経営理念が必要です。

経営理念とは、”経営者まはた経営体が、経営にたいする考えを社内外に向けて発信し、
活動または行動の拠り所とするもの”と我々は定義づけしています。

経営理念は経営者が創るべきものですが、経営者一人でつくるよりも、
社員巻き込んでつくる方が効果的で力強いものになります。

その理由は、人から与えられたものより、自分がかかわっている方が
自分のものになるからです。

勉強でも人から押し付けられるよりは、
自分が好きなことをやった方が身になりますよね。

理念のつながりを持っている組織は強いです。
どんな困難でも共に乗り切ろうという力になります。

経営者の思いと、社員の思いを一つにするためにも
経営理念を共有することが「いい会社」づくり重要ポイントとなります。

理念の元にビジョンと経営戦略ができる

経営理念が定まれば、理念の実現に向けてのビジョンを描くことができます。
そして、経営戦略はビジョンを基に作成します。

経営戦略とは、言い換えればビジョンと現在を結ぶ地図(ロードマップ)です。

ビジョン無き戦略は、戦略とはいえずどこに行きたいのかも分からずに、
とにかく走り出すみたいな事になります。

ビジョンを描くとは、理念を映像化すること。
みんなが見てこんな会社にしたいと映像化されたものです。
ビジョンは出来るだけ具体化されたものがいいと言われます。

五感を通じて感られるビジョンが描けるかどうかが大きなポイントです。
ビジョンがさだまれば、そこに向かう手段方法が見えてきます。

この手段を組み立てていけば、戦略が見えてみます。

どの順番で取り組むか、何をして、何をやめるかを決めてみましょう。
経営戦略で重要なのは、やることを決めるよりもやらないことを決めることです。

実践する人材を育てる

理念の実現に向けて大切なことは、人材を育てる事です。
いくら夢や理想を掲げても、行動しなければ結果には繋がりません。

人材育成が大事なことは多くの経営者が言っています。

しかし、理念の基に教育、育成をしているか、
ビジョン実現のための戦略にマッチしているかがポイントとなります。

行き当たりばったりの教育ではあまり効果が期待できません。

教育は繋がりです。
企業の成長戦略に合わせて、何が必要なのかを明確にして取り組むことです。

中小企業では、経営者の求める人材を採用することは簡単なことではありません。
今いる人材の良いところを伸ばし、一人一人を成長させていく事です。

時間も労力も費用もかかることですが、
人材育成を未来への投資と考え行っている企業はやはり成長しています。

教育が最大で最強の投資

いつの時代も言われることは、企業は人なりです。

テレワーク等が進み、会社の形態は変わろうとも
人がそこにいることを忘れてはいけません。
人を大切する企業は、繁栄しています。

人を大切にするとは、ご縁があって我社にきた人材を成長させることです。
成長とは能力的な面もありますが、人間的面で成長していることです。

長い目で見たときに、
「あの会社で働けて良かった」
「あの会社で仕事を下から仕事的にも人間的にも成長できた」
と言ってもらえる企業はいい会社ではないでしょうか。

いい会社創りは、一朝一夕にはいきません。
遠回りのように感じますが、一歩ずつコツコツと進んでいく事が結果的に
最短の道となります。

まずは経営者の思いがスタートです。

人材会育成を通じて「いい会社」づくりをしませんか?
きっと素晴らしい会社に変身できると信じています。



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